希少 名作 天童木工 松村勝男「T-5110/イージーチェア」A ナラ材 曲げ木 成形合板 プライウッド 安楽椅子 1人掛け オーク Tendo【中古家具/中古インテリア/USED家具ユーズド家具/リサイクル】
商品説明
※下記URLを別のタブに表示してください。詳細画像が見れます。
https://www.rakuten.ne.jp/gold/marukagu/images/shop/2025051100003_tendo_chair_1x1_c_long.jpg
山形県天童市に本社を構える日本を代表する家具メーカー天童木工。
今回は、松村勝男デザイン、
廃盤となった「T-5110/イージーチェア」が入荷いたしました。
1970年代に天童木工より発表された、松村勝男による名作イージーチェア。
現在は廃盤となっている希少な初期モデルで、
成形合板の技術と日本的な美意識が融合した逸品です。
心地よく背中を支える6本の曲木や、
当時畳みでの使用を想定し低めに設計された座面など、
日本人の生活様式にあった椅子を得意とした松村氏の代表作の一つです。
和室・洋室問わず調和するミニマルなデザインは、
現代の空間にも自然に溶け込みます。
時間を経ても色褪せない名作として、
松村勝男のイージーチェアは、今なお新鮮な美しさを放ち続けます。
ぜひこの機会にご検討ください。
・天童木工(TENDO)
山形県天童市に本社を構える日本を代表する家具メーカー。
1940年に天童市近郊の大工・建具・指物などの職人が、
集まり組織された「天童木工家具建具工業組合」を始まりとする。
設立から70余年、皇室を始め、政府機関や公共施設、
帝国ホテルなどの一流ホテルに家具を納入してきた実績を持ち、
デザイン賞の受賞や美術館への収蔵も数多い。
無垢材よりも強度があり、軽くて、自由な形に成形できる「成形合板」を、
日本でいち早く実用化させたことで知られる。
その高い技術力と積極的な社外デザイナーの起用で、多くのロングセラー家具を輩出。
「Tendoclassics」シリーズとして並ぶ1950年代から70年代に発表された名作家具は、
今なお根強いファンを抱える。
選りすぐった木材を、熟練した職人が丁寧に加工し、それぞれの木が持つ個性を生かしながら製品に。
国家資格を持つ技能士集団が伝統を受け継ぎながら”正統”な国産家具を作り続けている。
・松村勝男
松村勝男/MatsumuraKatsuoは、1923年生まれ、東京都出身の家具デザイナーです。
日本の家具デザインの礎を築いた一人です。
1944年、東京美術学校(現:東京藝術大学)付属文部省工芸技術講習所卒業。
1947年から吉村順三設計事務所にて勤務し、主に家具デザインを担当しました。
1956年に渡辺力や渡辺優と共に立ち上げた「Qデザイナーズ」を経て、
1958年に松村勝男デザイン室を設立。
建築家の清家清や柳英男、篠原一男らが手掛けた住宅の家具や、
脱脂したカラマツ材を用いた家具シリーズなどをデザインしました。
1971年には、長大作や水之江忠臣と共に開催した「ファニチュア・コレクション三人展」にて、毎日産業デザイン賞を受賞しています。
天童木工から発表したイージーチェアやダイニングチェア、テーブルは、
今もなお愛され続けるロングセラーとなっています。
特にダイニングチェア「T-0635WB」は、1982年の発売からわずか4年で1万脚を売り上げました。
・成形合板(プライウッド)
成形合板とは、1mm程に薄くスライスした木材(単板)を一枚ずつ重ねて接着し、
熱を加えながら型にはめて曲面状に形作った木工技術のことを言います。
主に椅子に用いられる技術で、ゆがみや反りが出にくい製造方法です。
成型合板を使った家具の歴史は古く、1920-40年代に多くの建築家・デザイナーによって使用されました。
ヘーリット・トーマス・リートフェルトやアルヴァ・アールトがいち早く手がけ始めた技術をベースとして、
イームズ夫妻が熱と圧力をかけて木材を3次元曲面で成型する新たな技法を発見。
それに注目したアメリカ海軍は夫妻に軍需製品の開発を委託し、
成型合板の添え木(レッグスプリント)や担架などが開発されました。
1945年に大戦が終了すると、軍需産業が生み出した新しい技術は世に出始め、
イームズ夫妻、エーロサーリネン、ジョージネルソンを始めとする
デザイナー達によって一般家庭向けの家具に応用され、アメリカ国内へ広がっていきます。
日本国内では1947年に天童木工が初めてこの技術を家具に取り入れました。
・曲げ木(bentwood)
曲木とは、無垢の木材を高温で蒸して曲げる技術です。
曲木の技術を発明したのは、ドイツ人のミヒャエル・トーネット(1796〜1871)。
トーネットが発明した曲木工法は、木が持つ可塑性(圧力を受けて変型したものが、そのまま元に戻らない性質)を利用。
天然の無垢材を高温で蒸し、鉄の型に沿って曲げて曲線を成型しています。
この技術により、これまでの椅子とは一線を画す、美しい曲線を描く椅子が生まれたのです。
トーネットは「モダンスタイルの原点」ともいえる曲木椅子を数多く生み出し、
特に1859年に発表されたNo.14は歴史に残る名作となり現在までに約2億脚製造されたといわれています。
曲木家具の要である曲木加工は80°C〜100°Cの蒸気で約1時間から長いもので3時間以上蒸し、
材を金型に合わせて曲げていきます。
木材が冷め、乾燥して硬くなる前に成型しなければならないので作業は時間との勝負。
2分から5分ほどで一気に仕上げなければなりません。
椅子のデザインによっては、曲げるだけではなく、ひねりも加える複雑な工程が必要になる場合もあります。
また、時間内に左右のバランスを取りながら曲げるため、ふたりがかりで同時に作業を行います。
木目によって微妙に力を加減したり、曲げるスピードを調整したりと、培われた経験と技術が必要とされる作業です。
金型に入れられた材は、固定されたまま一晩じっくりと乾燥させます。
繊維から曲げられ、しっかりと乾燥させた木材はとても丈夫に仕上がり、耐久性の高い家具が完成します。
曲木の技術を駆使してつくられた家具は、シンプルなデザインと身体に馴染む曲線のフォルム。
片手で持てる軽さと丈夫さを備え、世紀を超えて世界中の多くの人々に愛され続けています。
・オーク材(楢/ナラ)
オーク材は幅広い方から支持される人気の木材で、
国内、ヨーロッパ、英国家具などでもよく用いられます。
家具材としては最も優れた木材と言っても過言ではないでしょう。
特に古くから家具の材料として使われていたオーク材は日本ではナラ(ミズナラ)と呼ばれる、
秋にドングリが生える木のことです。
日本、中国、ロシアを産地とする場合は「ナラ」漢字で書くと「楢」、
北米東部を産地とする場合は「オーク」といい、
特徴や色味が似ているため同じ種類として扱われていることもあります。
木目の美しさが特徴的で、特に良質な木目とされているのが
オーク材特有の木目の「虎斑」と呼ばれるものです。
虎斑とはまるで虎の毛のように見える木目のことを言い、
虎斑はっきり見えるのは良質な証で、
オーク材の中でも中々手に入れることができない
貴重な木目となります。
また、西洋では堂々とした佇まいから「森の王」と呼ばれていて、
硬く、彫刻や曲げ木などの細工がしやすいことから、
中世のころから家具材として非常に好まれて使用されてきました。
サイズ
横幅54cm奥行74cm高さ64cm座面高35cm
コンディション
USEDですのでキズや汚れがございますが、お使いいただけるコンディションです。
ノークレームノーリターンでお願いします。 家財おまかせ便
配送時間は4区分からご選択が可能です。
※一部地域を除く
(1)配達希望日がある場合は、フォームにご入力ください。
(2)お客様からご注文いただいたお品物を、専門スタッフが丁寧に梱包いたします。
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